歯茎(歯肉)の移植を行って、審美的に改善した症例
患者さんは右上中切歯が左の中切歯より長いこと、そして歯と歯肉の境目が黒いことを
気にされて来院されました。
正面からの歯の写真です。右上の中切歯は歯茎(歯肉)が退縮してしまい、そのため 被せ物が左の中切歯より長くなっています。
これを改善するために、歯茎を移植して見た目を改善する処置を行なった。
(処置の方法)
右中切歯と左中切歯の歯間乳頭の高さが同じではないため、左右対称の歯肉のラインの獲得は難しいので、歯茎の移植が可能な位置まで歯肉を回復させたあと、歯肉の境目が黒いため、セラミックの被せ物で審美的に改善することを了承して頂いた。
右上中切歯、側切歯を仮歯に置き換えて、歯茎がやせた部位に歯肉の移植を行った。
①仮歯に置き換えた状態
(歯肉を移植する部位の根面を露出させ、その部位に歯肉移植を行った。)
② 歯肉を移植して6か月後
(あとで歯肉のラインを調整できるよう左中切歯の歯肉のラインより下に多めに移植を行った。)
右上中切歯の移植した歯肉のラインを調整してセラミックによる被せ物の治療を行った。
③治療前の写真
④右上中切歯の歯肉のラインを修正し、セラミックによる被せ物の治療を行って、歯肉の境目の黒いラインを改善した
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝祭日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
午前診療 (09:00∼13:00) |
● | ● | ● | × | ● | ● | × | × |
午後診療 (14:00∼18:00) |
● | ● | ● | × | ● | 14:00~ 17:00 |
× | × |